【一般質問】鹿児島県身障者用駐車場利用制度(通称パーキングパーミット制度)について



安楽ひでみ事務所STAFF K です。

今回も令和3年9月29日 の一般質問を掲載いたします。

お気軽にご意見、ご感想をお待ちしております^^



2鹿児島県身障者用駐車場利用証制度(通称パーキングパーミット制度)

について


2ー1県有施設における身障者用駐車場の現状等について

答弁者(くらし保健福祉部長)

続きまして,鹿児島県身障者用駐車場利用証制度,いわゆるパーキングバーツ ト制度につきまして,県有施設における身障者用駐車場の現状についてでございます。

身障者用駐車場利用証制度,いわゆるパーキングパーミット制度につきましては, 令和2年6月から令和3年,本年8月までの1年3か月間で,協力施設は66施設, 駐車区画は201区画増加しておりまして,このうち,県有施設につきましては 29区画,地域振興局。支庁等については1区画それぞれ増加しております。

県有施設については,今後とも,本制度への理解と協力を求め,身障者用駐車場の確保に努めてまいりたいと考えております。  




2ー2身障者用駐車場利用証制度の理解促進への取組について

答弁者(くらし保健福祉部長)

続いて,身障者用駐車場利用証制度の理解促進への取組についてであります。

パーキングパーミット制度については,協力施設において,チラシの配布や館内 アナウンス等により,制度の趣旨や適正利用を呼びかけていただいております。

また,対象駐車場であることが,利用者だけでなく県民にもわかるよう,案内表示ステッカーを必要に応じ追加配布するなどして,利用案内の充実に努めているところであります。

現在,県では,より多くの協力施設の確保と適正利用の推進を図りますため,パーキングパーミット制度推進員が県有施設を含む事業者等を訪問し,同制度への協カ依頼を行っているところであります。

令和5年に本県で開催されます全国障害者スポーツ大会に向けては,県政広報番組や各種の広報紙等も活用し,事業者や県民に制度への一層の理解と協力を求め, 市町村とも連携し,更なる駐車場の確保に努めてまいりたいと考えております。


なお,利用証の形状についてご提案をいただきました。現在の利用証は平成2 1 年の制度導入以降,協力施設や利用者等に親しまれ定着しているものでありますが, 他県の取組状況や身障者団体等の御意見を参考にしながら,今後とも,理解促進につながる効果的な取組を検討してまいりたいと考えております。




2ー3妊産婦の利用期間・申請時期の考え方等について

答弁者(くらし保健福祉部長)

妊産婦の利用期間・申請時期の考え方等についてであります。

本制度は,身体障害者や介護が必要な高齢者等,歩行が困難と認められる方用に, 専用の駐車スペースを確保し,県内共通の利用証を交付することにより,利用者を明確化して適正利用を図る制度であります。

身障者用駐車場については,毎年,利用者数が増加する一方で, 1施設当たりの 平均駐車区画数は2 . 2台と限られている中,本県においては,身障者の制度対象者をより重度の等級に絞っている状況にあります。

こうした中で,妊産婦については,母体や乳児の状態から歩行に支障があるという産婦人科医の意見や他県の取扱い等を参考に,一時的に歩行困難と認める者として,「妊娠7か月から産後3か月まで」期間を定めて利用を認めておりまして,申請時期については,利用期間前で母子健康手帳を基に申請可能日が明確になるような時点の定め方として「出産予定日の4か月前から」としているところであります。

多胎児に係る利用期間の延長については,車いす利用者なども含め,本制度が本来予定している障害者の優先的利用という点を考慮しますと,慎重

に検討する必要があるというふうに考えております。



【再質問】

(安楽議員)

鹿児島県身障者用駐車場,通称パーキングパーミット制度の対象期間拡充についてであります。質問に当たり,導入の第1号の佐賀県と,佐賀県に続き多胎児利用期間を拡充した岐阜県を独自に調査いたしました。

第1号の佐賀県は障害者団体等の意見をお伺いしながら理解を得ることができた1年後の導入,佐賀県を参考にした岐阜県は半年間で制度を進めたという結果でありました。

もちろん台数に限りがあります。歩行困難の方の利用が前提であります。双子,三つ子を育てる多胎児は荷物もバギーも大きく場所を必要といたしますことから,利用期間の拡充を検討してみてはどうかと考えます。

当事者の意見を聞く必要があれば機会を設けたらと思いますが,知事の見解を求めます。


答弁者(知事)

妊産婦の多胎児の適用期間を延長するという点につきましては,これまで団体の方からもですね,要望書をいただいておりまして,私もその要望書を拝見しております。

さきほどその取扱いについて申し上げれば,身障者の皆さんでもまだ対象外として御利用に不便されてる方々もいらっしゃるという中でございますので,そのへんの優先順位についてはまたしっかりと検討していきたいというふうに思っております。





★STAFF K のひとりごと(*^^)v

これからもっと身障者用駐車場が増えて、

必要としている方全員が利用できるようになるといいですね。

そして利用者の方以外もこの制度の趣旨などを知り、

正しく利用されるといいなぁと思いました。


安楽ひでみ後援会

特定非営利活動法人CDPCサポート(理事長) 中郡女性防火クラブ(会長) 鹿児島県女性防火クラブ協議会 (アドバイザー) 日本社会福祉学会 会員 鹿児島国際大学大学院【在学中】